こんにちは、札幌在住の Jーん です。
突然ですが、皆さんは不思議に思っていることはありませんか?
「突然知らないおじさんから挨拶をされて、
訳の分からない質問をされているいまの
状況が一番不思議だよ!」
という方もいると思います。
まぁまぁ、落ち着いて下さい。
僕はお金と権力にめっぽう弱いため決して早まって通報したり、
顧問弁護士のところに駆け込まないでいただきたいものです。
僕はかねてより不思議なことがあるのです。
それは、
相撲をとる人のことは〝力士〟という
正式名称があるのになぜ〝お相撲さん〟って
競技名に〝さん〟付けするの?
ということです。
相撲をとる人は丸くて可愛いらしく見えるから〝力士〟って固く言うより、
小さい子にも親しみを持ちやすいように〝お相撲さん〟って言うのでは?
なんだかこいつめんどくせぇーなっていう目で見られながらいままで
このように何十回も説明をされてきました。
いやいや、待ってくれよ、なんの根拠もない説明をされても僕は
バーボン片手にニヒルに笑ってしまうだけです。
なら聞きますが、
野球をやっている人は〝野球選手〟
親しみを込めて〝お野球さん〟って言っているのを聞いたことあります?
サッカーをやっている人は〝サッカー選手〟
〝おサッカーさん〟って言います?
〝おさかんさん〟って聞こえて淫美になるから言わないのでしょうか?
不思議ですね~
本当にこの世は不思議でいっぱいです。
この世はでっかい宝島です。
そうさ今こそアドベンチャー
Let`s try try try 摩訶不思議
不思議な旅が始まるぜ、ですよ。
そこで今回はこのように僕が個人的に不思議に思っていることの一つを
解明していきたいと思います。
最初から断っておきますが、今回は少し真面目な内容を含んでいるため
(進化論等)、途中で読むのを断念してしまう方がいるかもしれませんが、
そのような方は過去に自分が同僚や後輩にカッコつけて言った
熱い言葉を思い出してなんか肛門のあたりをムズムズさせていて下さい。
(ちなみに僕が過去、後輩にカッコつけて言った熱い言葉は
「君の考え方とか生き方は音楽なら〝ワルツ〟だよね、
俺は〝ロック〟でいたいし、現にみんな俺の〝ロック〟感じているよね」
です。
翌日からしばらくの間、陰で〝あのシェキナベイベ〟と呼ばれていたのが
わかった時からワルツ以外の音楽は聞かなくなりました)
さて本題です。
皆さんは『天パ』という言葉を聞いたことがありますか?
そうです、〝天然パーマ〟略して〝天パ〟のあの〝天パ〟のことです。
(注意:あらかじめお断りしておきますが以下は決して〝天パ〟を貶した
記述ではありません。僕もやや天パです)
皆さん、この〝天パ〟って不思議だと思ったことはないでしょうか?
僕は常々不思議でしょうがありません。
まずは〝天パ〟という語感です。
言葉の乱れが嘆かれて久しい現代社会では言葉そのものにも流行り廃りがあり、
ほんの数年前まで当たり前に使用していた言葉自体がもはや過去の産物となる
ことも決して珍しいことではありません。
しかしながら誕生した時はおそらく(当時の)若者言葉であったであろう
〝天パ〟という言葉。
僕はこんなに色褪せることなく流行りにも流されない老若男女問わず
使用されている若者言葉であったであろう言葉を知りません。
何より一単語として聞くときこの〝TENPA〟という語感面白く
ないですか?
よく考えてみて下さい。
そもそも〝天パ〟とは前述した通り〝天然パーマ〟の略語です。
しかしながら〝天然パーマ〟という単語を与えられても何も面白くは
ないのです。
面白みの片鱗すら見当たりません。
おかしいですね。
そもそも〝天然パーマ〟という単語自体も〝天然パーマネント〟の略語です。
しかし〝天然パーマネント〟と言われても決して面白くはないですね。
そうなのです、〝天パ〟という言葉は2度略されて初めて強烈なインパクトを
持つ語感となるのです。
肉やチーズもそうですが、熟成されるほど旨味が増すのは世の常です。
2度も略されることにより初めて面白くなる、いわば 出生言葉 なのです。
それではなぜ『天パ』という語感は面白いのか?
人工的にパーマをかけずとも髪がパーマ状になるのなら
〝非人工パーマ → 非パ〟
〝自然パーマ → 自パ〟
〝先天性パーマ→先パ〟
等でも良かっただろうにここであえての〝天然〟という言葉を
チョイスしたことに着目してみます。
〝天然〟という言葉がつく言葉、、、
天然ガス、天然ゴム、天然記念物、、、
どれも面白くはありません。
やはり〝天然〟という言葉に面白さはないようです。
次に僕は〝パ〟という 破裂音 で終わることに注目してみました。
〝パ〟で終わる言葉が面白いのでは?
〝パ〟で終わる言葉、、、
葉っぱ、立派、ラッパ、、、
ダメだ、決して面白くはありません。
僕が破裂音である〝パ〟で終わる言葉で唯一少しだけ笑いそうになったのは
〝ドドンパ〟だけでした。
しかしやはり〝天パ〟ほどのインパクトとユーモラスさには程遠いものです。
ここで少し僕の経験談を交えたいと思います。
あれは僕が大学生の時のこと。
とあるファミリーレストランで隣の席からの会話が聞こえました。
『俺、天パだからどんな髪型していいか分からないんだよ』
『長くしてみたら?』
『長くするのはな~』
『なら逆に短くして立たせたりしたら?』
『短くするって言っても俺 天パな上に猫っ毛だからさ』
『そんなくるっくるの猫がいて
たまるか!!』
そうです、最後に叫んだのは僕です。
気付いたら隣の見ず知らずの若者二人に叫んでいたのです。
若者、、、特に天パの方は驚きと恐怖のあまりお店の天井に頭を
打ち付けるくらい飛び上がり、失禁しておりました。
天井に頭を打ち付けましたが頭に傷一つ負わなかったのは
不幸中の幸いだったといまでも胸を撫で下ろします。
それから数年後、僕は名もなき修羅の如く社会人として就労することに
なります。
僕が社会人として初めて配属されたのは20人ほどの部署でした。
日中の8割は おっぱいの国とお尻の国があったらどっちの国のビザを
取得しようかなとしか考えていなかった僕に皆さん大変優しく
接してくれました(ちなみにまだどちらの国かは決めかねております)。
仕事はまだまだわからないことだらけでしたが、職場の皆さんの顔と
名前が一致した頃僕はある違和感に気付いたのです。
その違和感の正体に気づいたのはある日の夕食に わたあめ を
食べていた時のことでした。
あっっっ!!!!!
う、う、う、うちの職場 天パ の人多いっっっ!!!
(この時は知らなかったのですが〝わたあめ〟といえばいまや
〝天パ〟のシンボル食ですものね(恥笑))
翌日一人一人を入念に観察すると、20人中8人が天パ(強)、
3人が天パ(やや強)、3人が天パ(中等度)、2人が天パ(やや弱)と
驚きの8割が天パだったのです。
これはエラい職場に来てしまったものだ、このままでは僕もいつしか
天パ(強)になる日も近いのかもしれない。
そのようなことを考え出したら仕事にも集中できず、ぼーっとしてしまい
座っている先輩の一人(天パ強)の頭にペットボトルを落としてしまった
のです。
あっ!!と思ったのもつかの間。
ペットボトルは先輩の頭に直撃したのですが、ぽよ~ん と跳ね返って
僕の手に戻って来て、大事には至りませんでした。
その時、僕はある逆転の発想に至ったのです。
・職場での天パ率が高い
↓
・全人類の統計をとると世の中の天パ率が高くなっていると仮定
↓
・世の中にはわざわざパーマ(人工パーマ)をかける人も多い
ひょっとして〝天パ〟というのはある種 人類の進化の過程 なのでは
ないだろうか?
わざわざパーマをかける人は天パではないわけだから、進化に追いつけて
いない人間なのではないのか?
しかし、待てよ?
進化の過程ということは、種として 何かしらメリット が
なければならない。
進化はとりわけ環境への適応による因子が大きい。
僕らはなにに適応するために〝天パ〟へと進化するのだろうか?
う~ん、、、
そうか!!!!!
① 大学生のとき出会った天パは天井に頭を
打ち付けても傷一つ負わなかった
② 先輩は頭にペットボトルが落ちてもそれを
押し返し、大事に至らなかった
ということは〝天パ〟とは
〝頭を守るための進化〟ではないのか?
そう考えると、、、
この地球(ほし)は人口増加が深刻な問題となりつつある。
↓
人口増加が進むと居住空間の確保も困難になってくる。
↓
それを解決する一番簡単な方法は上に住むこと、すなわち高層ビルの増加。
高層ビルの増加により一番危ぶまれること、、、、
① 高いところから頭の上に何かしらモノが落ちてくる危険
② (高いところから)頭から落ちる危険
この二つのリスクからの回避のために人類は〝天パ〟へと進化するのでは
ないだろうか!?
このままでは机上の空論で終わってしまいます。
これを実証できれば新たな進化論として注目され、僕の大好きな
お金と権力を手にいれ 酒と女に溺れた生活 ができるはずです。
そこで、今回は実証のために、、、、
パーマの最上級である〝アフロ〟にして実験です。
*注意!!
記事中の写真は道外の方からすれば冬のように見えるかも
しれませんが北海道は四季問わず年中 雪の白銀の世界です。
撮影したのは8月です。
まずは頭上に重いものを落としてみます。
へぐっっっっ!!!!!!
・・・・・・・・・・・
次に頭から落ちてみます。
わしゃあ、男じゃけんの、頭から落ちるん
じゃ~いっっっ!!!!!
どっせぃっっっっっ!!!!!!
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ずぼっっっ
今回の結果はこのようになりましたが、僕はこの説を世に広めて
金と名誉を手に入れようと心に誓いました。
それでは僕は突然アフロにして頭に大怪我を負って明日仕事に
行こうと思います。
念のために用意して、、、
(おしまい)